こんにちは、とよしです。暑いですね。通勤が徒歩なので日傘を使うようになりました。日傘を使うのは初めてなのですが、自分専用の日陰が自分についてくる感じで最高ですね。
さて、今日は8月のスピードミーティングの1回目でした。
今日受けた質問から一つ紹介します。
これから仲間を集めるんですがどうしたらいいですか?
スタートアップに限らず仲間を集めることはとても大事です。スピードアップできますし、一人だと頑張れないことが頑張れるからです。
私も共同創業者がいますが、何かプレッシャーがかかった時も「あの人に信頼されて任されてるんだから結果を出さなきゃ」と頑張れたことが何度もありました。
実際ベンチャーでは共同創業者がいた方が成功率が高い、上場までのスピードが早いというのも過去の実績で示されています。(創業者が1人の会社には誰の支援も得られなかった絶望的な会社が一定の割合を締めるので当然とも言える)
そしてApple、Facebook、Googleなどの世界の時価総額上位の会社はもちろん、日本でもDeNA、CyberAgent、楽天などの会社に共同創業者がいるのはよく知られています。
では、そういう人はどこで出会うのか
上記は海外の有名なベンチャーが共同創業者をどこで見つけたかの調査です。学校、職場、昔からの知り合いという順のようですね。
学校、職場、昔から知り合いがいない私はどうすれば?
2008年ごろの私がまさにそうでした。起業してくれそうな友人もいなければ、フリーランスだったので職場もありませんでした。
そこで当時フリーランスで常駐していた先の人と勉強会を主催することにしました。勉強会の主催者になれば知り合いや仲間が増えると考えたからです。
しかし問題がありました。それ私に人に教えるような専門性も人を集められるような知名度もなかったことです。そこで実績を作るためとにかく何かで1番を目指そうと考え、地元(名古屋)の勉強会の中で開催数でNo1の勉強会になることを目指しました。そして知識不足を補うため、勉強会の内容は本を音読する読書会形式にしたのです。
僕らは読書会を週に1回、多いときは2回も3回も開催して、4年間で200回以上の勉強会を開催しました。読書会のいいところは主催者の魅力ではなく、本の魅力で人が集まってくれること、そして読み続ければ完結できることです。結果としてほとんど知り合いのいなかった私が100名以上のコミュニティの主催者になることができました。
結果として勉強会を一緒に主催していた人物と創業することになり、勉強会で知り合った人たちにも社員や業務委託といった形で一緒に仕事ができるようになりました。
他にも方法はある?
他にはどんな方法があるでしょうか。書籍「ソフトウェア開発者採用ガイド」には、前提として優れた開発者は市場にはいない(いい会社にいい給料で所属している)とした上で
- こちらから出向く
- インターンシップ
- 自分のコミュニティを作る(難易度がとても高い)
という3つの方法を紹介しています。1はすぐに試せる方法で、優れた人たちが集まっているカンファレンスに参加したり、そういう人がアクセスしているサイトに直接広告を出すというような方法です。
まとめ
チームのメンバーや共同創業者はとても重要なことは証明されています。真剣に選びましょう。
そして仲間を集めるには、今周りにいなくても色々な方法があると思います。私は読書会を主催するという形をとりました。自分自身のレベルや質が高くなくても「人がやらないことをやる(勉強会の主催・懇親会準備)」「量で勝つ」というのは誰にでもいつでもできる方法です。
他にもカンファレンスに行ったり、知り合いのエンジニアに「あなたが尊敬するエンジニアは?」と聞く方法などもあります。ぜひ考えてみてください。